常念山脈ファストパッキング 詳細レポート⑤
こんにちは、コウ☆ヘイです。
またまたですが、先週末の常念山脈ファストパッキングの旅の詳細レポートの続きです。
昨日は、2日目徳本峠小屋まででした。
徳本峠小屋を10時前に出て、新島々まで約15kmの道のりを進みます。
徳本峠小屋を出ると急な九十九折の道を下っていくと、力水と呼ばれる湧水がありますので、しっかり汲んでいきます。
徳本峠小屋の方によると、この力水は枯れたことは無いみたいです。
そして、ずっと島々谷川に沿って下りますが、最初はこんな小さな流れです。
九十九折の急なトレイルを下りきると、割と走りやすい気持ちのいいトレイルになりました。
そして、何度か渡渉し、下るにつれて川の流れも徐々に大きくなってきます。
この辺りはほとんど緩やかな下りばかりなので、脚は疲れてはいますが、走り続けられます。
ここで登山道は終了で、ここからは未舗装林道になります。
未舗装林道まで来ると、ちょっと気が抜けてしまい、走ったり歩いたりの繰り返しです。
何度かゲートを越えていくと、ついに舗装路に出ると、徳本峠入口の看板までたどり着きました。
ここが島々です。
ホントは島々近くの日帰り温泉に行こうと思っていましたが、なんと月曜日は休館日!ショック…
という事で、とぼとぼと新島々駅まで歩きました。
新島々駅前のお土産屋さんみたいなところで缶ビールを購入して、今回のファストパッキングの旅は終了です。
2日間を通してこんな感じの距離、累積標高差でした。
●1日目
中房温泉→燕岳→大天井岳→常念岳→蝶ヶ岳ヒュッテ泊
総距離23km、登り3,000m、下り1,700m、約10時間
●2日目
蝶ヶ岳ヒュッテ→大滝山→徳本峠→島々
総距離28km、登り1,000m、下り3,000m、約6.5時間
常念山脈ファストパッキング 詳細レポート④
こんにちは、コウ☆ヘイです。
先週末の常念山脈ファストパッキングの旅の詳細レポートの続きです。
昨日は、1日目の幕営地である蝶ヶ岳ヒュッテまででした。
常念山脈ファストパッキング 詳細レポート③ - フルマラソン サブ3を目指して
一晩中風が強く、ときたま目を覚まして外を見ても全く星はありません。
一応起き出して、蝶ヶ岳ヒュッテのテント場から歩いてすぐの蝶ヶ岳山頂に向かいます。
今日は、時間と体力に余裕があれば徳本峠から新島々まで、無ければ徳本峠から上高地に下山するつもり。
朝6時に蝶ヶ岳ヒュッテを出発して、ものの数分で三俣と大滝山との分岐です。
曇り空ですが、槍ヶ岳はしっかりとんがってます。
大滝山への稜線は、気持ちのいいトレイルですが、昨晩に引き続いて風が強いため、レインウェアの上を着込みます。
この櫓を登ると、名前の通り槍ヶ岳が見えました。
ここから徳本峠までも引き続き樹林帯、全く人に会いませんが、ところどころにある看板を目安に進みます。
明神見晴し、というところですが、どこの見晴らしが素晴らしいのかはイマイチ分かりませんでした。
蝶ヶ岳ヒュッテから約3時間、9時過ぎに徳本峠小屋に到着しました。
ちなみに、大滝山荘から徳本峠小屋までの約2時間、誰1人すれ違いませんでした。
月曜日だからか、それともいつもこんな感じなのか、いずれにしても一人の世界に没頭できた、良い時間でした。
本日最後となる穂高の眺め。
この徳本峠小屋にて早めに昼ごはんのカップラーメンを食べました。
まだ時間は早いし、体力もいけそうなので、予定通りに新島々までの15kmほどの道のりを進むことにします。
今日はここまで。
続きはまた今度。
常念山脈ファストパッキング 詳細レポート③
こんにちは、コウ☆ヘイです。
朝起きて筋肉痛が無くなっていたら走ろうと思っていましたが、まだ大臀筋に疲れが残っている感じ。
なので、大事をとって今日も完全オフにしました。
先週末の常念山脈ファストパッキングの旅の詳細レポートの続きです。
昨日は、1日目の常念小屋まででした。
常念山脈ファストパッキング 詳細レポート② - フルマラソン サブ3を目指して
ここまで来て12時半頃です。
ここまで来るのにもう少し時間が掛かるなら常念小屋でテント泊しようと思っていました。
が、まだこの時間なので、多少時間が掛かっても蝶ヶ岳ヒュッテまでは明るいうちに着けると思い、先に進みます。
常念小屋から常念岳山頂まで400mの登り返しを頑張って進みますが、向かって左、安曇野方面から雲が湧き上がってきます。
常念小屋からだいぶ時間が掛かりましたが、なんとか2,857mの山頂に到着です。
雲が湧き上がる蝶ヶ岳方面。
眼下の梓川。
少し休憩して進みますが、ここからは久しぶりに樹林帯に入ります。
2592ピークから一旦下って、また蝶槍目指して登り、結構キツいがなんとか到着。
ここまで来ると、ようやく蝶ヶ岳と蝶ヶ岳ヒュッテのテント場が見えてきました。
蝶槍から割とフラットなトレイルを進むこと20分、16時にやっと蝶ヶ岳ヒュッテに着きました。
幕営料700円を払って早速ファイントラックのツェルト2ロングを張ってみました。
10kmビルドアップ走 - フルマラソン サブ3を目指して
いつものアライテントより少し時間が掛かりましたが、割とスムーズにツェルトを張ることが出来ました。
ここで一泊しましたが、初ツェルト泊の感想です。
まず、設営はそれほど難しくないですので、何回かやれば5分くらいで張れるようになるかな、という感じです。
あと、蝶ヶ岳のテント場は稜線上にあるので非常に風が強かったのですが、風には強く、倒れることはありませんでした。
ですが、ダブルウォールのアライテントと違って、風のせいでツェルトがバタバタと揺れて、音がとてもうるさかったです。
結露については、外気を遮断するとやはり結露しました。
ただ、もともとツェルトの隙間から風も入ってくるので数時間すると結露はマシになりました。
ただ、やっぱり寒かったですけどね。
なので、ツェルトのときはしっかり暖かいシュラフが必要だと思います。
今日はここまで。
続きはまた今度。
常念山脈ファストパッキング 詳細レポート②
こんにちは、コウ☆ヘイです。
今日も完全休養にして、しっかりカラダを休めます。
また引き続き、常念山脈ファストパッキングの旅の詳細レポートです。
前回は、1日目の朝、燕岳に登頂したところまででした。
ファストパッキング 詳細レポート① - フルマラソン サブ3を目指して
燕岳の周辺には変わった形の岩がいくつかあるようですが、一番有名なのはこのイルカさん。
それから、この辺りには高山植物の女王と呼ばれるコマクサがたくさん咲くようですが、最盛期は過ぎてしまっているので少し元気がありません。
燕岳山頂から燕山荘まで戻ってきて、山荘内を除いてみましたが、施設も充実してそうでした。
超がつくくらい人気のテント場らしいですが、日曜日の朝9時前なので、まだ一張りもありませんでした。
槍穂を望みながら、燕山荘を出て大天井岳を目指します。
右のとんがっている山が槍ヶ岳、左の茶色っぽい大きい山が大天井岳です。
天空の稜線を歩きながら、右手には北アルプスのオールスター、左手には雲海に浮かぶ八ヶ岳、富士山、南アルプスを楽しみます。
大天井岳は2,922mの大きな山です。
だいぶ近づいてきましたが、すぐ手前の鞍部に、大天井岳から槍ヶ岳へ続く喜作新道を作った小林喜作さんのレリーフ(喜作レリーフ)があります。
喜作レリーフから大天荘まで200mくらい登りますが、途中からこんな看板があるので、それを目安にがんばります。
大天荘にバックパックをデポして、空身で大天井岳山頂に登頂です。
これから進む常念岳方面。
梓川。
ゴハンを食べ終わってまだ11時過ぎ、これから進む常念岳方面のトレイルを歩き始めます。
だいぶ進むと、常念小屋と、その向こうに常念岳が見えてきました。
そこから見上げる常念岳まで400mほど登りますが、ここで小休止します。
今日はここまで。
続きはまた今度。
常念山脈ファストパッキング 詳細レポート①
こんにちは、コウ☆ヘイです。
昨日、一昨日の長旅のおかげでお尻の筋肉が疲労していますので、今日は完全オフ。
という事で、8/27〜28の一泊二日で行った常念山脈ファストパッキングの詳細レポートです。
まずは行程ですが、こんな感じです。
●1日目
中房温泉→燕岳→大天井岳→常念岳→蝶ヶ岳ヒュッテ泊
総距離23km、登り3,000m、下り1,700m、約10時間
●2日目
蝶ヶ岳ヒュッテ→大滝山→徳本峠→島々
総距離28km、登り1,000m、下り3,000m、約6.5時間
スタート地点の中房温泉までですが、今回初めて夜行バスを使いました。
東京は竹橋駅23時発の毎日あるぺん号に乗って、朝起きたら中房温泉に到着です。
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行き先やバス会社によって違うのでしょうが、私が今回乗ったバスは4列シートで、割と背の高い私には狭く感じ、正直あんまり寝れませんでしたね。
でも、自分で運転しなくてもいい、出発と到着地点が同じでなくてもいい、というメリットは大きいです。
ここから、北アルプス三大急登と呼ばれる合戦尾根を登ります。
急登ではありますが、きちんと整備されていますし、いい間隔で第一〜第三&富士見ベンチがあります。
ぐんぐん高度を上げて行くと、縦走する常念山脈が見えてきます。
そして、スイカが名物の合戦小屋に着きましたが、私は小休止してすぐに出発。
ついに槍ヶ岳の穂先が見えてきました。
いよいよ燕山荘と燕岳山頂が見えてきて、あと少しというところですが、さすがに人気の山、かつ日曜日だったので、この辺りでたくさん下山者とすれ違いました。
そして、北アルプスのオールスターが勢揃い。
槍ヶ岳。
常念山脈方面。
北燕岳方面。
北アルプスの女王と呼ばれる燕岳、登ってみて人気の高さには頷けます。
それなりに登りごたえはあるけど一泊二日ならそれほどキツくない行程、北アルプスのオールスターが勢揃いの景色、おもてなしの山小屋など、素晴らしい点がいくつもあります。
あと、気づいたのは若者の多さ。
20歳前後から30歳くらいまでの若者が多い山だな、と感じました。
他の山域だともっと年齢層が高い気がします。
東京の街で言うと、燕岳=若者の街渋谷って感じですかね。
今日はここまで。
続きはまた今度。
※パッキングはこんな感じです。
パッキングの全て - フルマラソン サブ3を目指して
パッキングの全て
こんにちは、コウ☆ヘイです。
明日からの一泊二日のファストパッキングの旅に向けて、今日は完全オフ。
先ほど持って行く荷物を全てパッキングしました。
やはりシュラフ(右上)が一番体積が大きいし、重いです。
モンベルのダウンハガー800#2ですが、春秋の高山まで行ける保温性の高いモデル(リミット温度マイナス6℃)です。
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次がレインウェアや軽量ダウン、下山後の服などが入ったスタッフサック(右下)が大きいですね。
他には、スリーピングマット、クッカー、ガス、ヘッドライト、トイレットペーパー、救急セット、食糧など。
そして、今回のために新調したファイントラックのツェルト2ロング。
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さすがに小さく、500mlのペットボトルと同じくらいの高さで、少し太いくらい。
そして、ツェルトを設営するためにも利用する、シナノのトレランポール13.6Pro。
シナノ トレランポール13.6Pro - フルマラソン サブ3を目指して
トレランの大会のときも活躍してくれている超軽量ポールです。
これだけの荷物を全て詰めるのは、パーゴワークスのラッシュ28。
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わずか550gのファストパッキング用バックパックです。
重心が高めで、背負った印象としては肩甲骨辺りに重心がくる感じです。
さあ明日から楽しい旅になりますように♩
※ラッシュ28をさらに強度を高めた限定モデルはこちら。
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